定型郵便物の料金は、重さによって異なります。2024年5月現在の料金は以下の通りです:
- 25グラムまで: 84円
- 50グラムまで: 94円
「25グラムって具体的にどれくらいの重さなの?」と思う方も多いでしょう。特に、手元に正確に測れる道具がないときには困りますね。
郵便局で重さを量り、必要な切手を貼れば郵便物を送ることが可能ですが、切手を事前に用意したい場合や、郵便局が閉まっている時間に送りたい場合、または郵便局の混雑を避けたい場合もあります。
そうした時に役立つ、25グラムの重さの目安と、超えた場合の料金について説明します。
2024年10月には値上げするというニュースも
定形郵便物の手紙のうち重さ25グラム以下の料金をいまの84円から110円に値上げするとしています。また、重さ50グラム以下の手紙はいまの94円から110円に、はがきは63円を85円にそれぞれ値上げする方針です。
郵便 手紙やはがき 値上げいつから 料金どうなる 速達やレターパックは? | NHK
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231218c.html
25グラムはA4の紙何枚分?
25gの郵便で何枚の紙を送れるのか?
通常、定型封筒に入れるA4サイズのコピー用紙は、一枚約4~5グラムです。
なので、3~4枚なら25グラム内に収まる可能性が高いです。しかし、封筒や切手の重さも考慮に入れる必要があるので注意が必要です。
よって、安全を考えるとA4コピー用紙3枚が適切で、4枚を入れると重さがぎりぎりになるかもしれません。
25グラムを超える郵便物の料金
25グラムを超えた場合、84円では送れず、50グラム以内であれば94円で送ることが可能です。例えば、A4コピー用紙を5枚から8枚までなら、封筒と切手を含めても50グラムを超えない見込みです。
紙の種類によって重さが変わるので、不安なときは郵便局で重さを測ってもらうと安心です。
料金不足で送ってしまうと、相手に迷惑をかけることになります。
さらに、50グラムを超えると定形外郵便となり、料金が異なってきます。
定形郵便のサイズと料金
定形郵便のサイズと料金について、2024年5月時点情報は以下の通りです:
定形郵便のサイズ
- 最小サイズ:14cm x 9cm
- 最大サイズ:長辺 23.5cm、短辺 12cm、厚さ 1cm以内
定形郵便の料金
- 25g以内:84円
- 50g以内:94円
このサイズと重量の範囲を超える場合は、定形外郵便として扱われます。
定形外郵便のサイズと料金
定形外郵便物のサイズと料金は以下の通りです。
- 規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内。
重量 | 規格内料金 | 規格外料金 |
---|---|---|
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | – | 1,040円 |
4kg以内 | – | 1,350円 |
参照:第一種郵便物 手紙 | 日本郵便株式会社 https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html
まとめ
- 25グラムの郵便物の料金は2024年5月現在84円
- 50グラムまでの郵便物の料金は94円
- A4コピー用紙1枚の重さは約4~5グラム
- A4コピー用紙3枚までならば25グラム内に収まる
- 封筒や切手の重さも考慮に入れる必要がある
- 25グラムを超えると料金が94円になる
- 25グラムまでの郵便物のサイズは長辺23.5cm、短辺12cm、厚さ1cm以内である
25グラムの郵便物を送る際は、A4コピー用紙3枚を目安にすると良いでしょう。
これを超えると料金が94円に上がり、50グラムまで対応します。
郵便物の重さは使用する紙や封筒によって異なるため、目安としてご参考にしてください。また、少しの重さの誤差にも対応できるように、84円の切手に加えて10円切手を準備しておくと便利です。