「外ではスマホがあれば十分。タブレットは家の中で動画や読書に使いたい」
そんな方にぴったりなのが、Wi-Fi専用モデルのタブレットです。
最近では、SIMカード不要で使えるWi-Fiモデルも多く登場しており、月々の通信料ゼロで、すぐに家のWi-Fiに繋いで使えます。
この記事では、家でしか使わない人に向いているタブレットの選び方や、コスパの良いWi-Fiモデルのおすすめ機種を初心者にもわかりやすく解説します。
「難しい設定は避けたい」「できれば安く済ませたい」そんな方でも失敗せずに選べるよう、わかりやすくご案内します。
家でしか使わないタブレットの選び方
- 家でしか使わないタブレットはWi-Fi専用タブレットを選ぼう
- Wi-Fiタブレットでできることとは?家の中でここまで楽しめる
- タブレットを家だけで使うなら?見落としやすいセキュリティにも気をつけよう
- 家で使うWi-Fiタブレットの選び方ポイント
家でしか使わないタブレットはWi-Fi専用タブレットを選ぼう
「Wi-Fi専用タブレット」とは、スマホのようなSIMカードを使わず、自宅のWi-Fi(無線インターネット)だけで使えるタブレットのことです。
家にインターネット環境があれば、すぐにネットにつなげます。スマホのように月々の通信料がかかったりギガの容量を気にせず使えるのがいちばんの魅力です。
毎月の費用をなるべくおさえたい方にとっては、とても安心できる選択肢です。
たとえば、こんな使い方ならWi-Fi専用でも問題ありません。
- 家でYouTubeなどの動画を楽しむ
- ネット検索や調べものをする
- 電子書籍やマンガを読む
外では使わず、家の中だけでタブレットを使う予定の方には、シンプルでコスパのよいモデルです。
とくに「はじめてタブレットを買ってみたい」という初心者の方には、まずこのWi-Fi専用モデルから試してみるのがおすすめです。
Wi-Fiタブレットでできることとは?家の中でここまで楽しめる
「Wi-Fi専用タブレットって、どこまで使えるのか?」
基本的には、Wi-Fiがある環境なら、家の中でできることはとてもたくさんあります。
たとえば、こんな使い方ができます。
- YouTubeなどの動画を大きな画面で楽しむ
- ネットでお買い物をする(Amazonや楽天など)
- SNSをチェックしたり、写真や動画を投稿する
- 電子書籍やマンガを読む
- 音楽を聴きながらのんびり過ごす
- オンラインの学習アプリで勉強する
- レシピ動画を見ながら料理する
スマホより画面が大きいので、目にもやさしく、操作もしやすいのがポイントです。
寝室やキッチン、リビングなど、家の中のいろんな場所で使えます。
さらに、Zoom(ズーム)やGoogle Meet(グーグルミート)といったビデオ通話アプリや、LINEのビデオ通話を使えば、家族や友だちともかんたんにつながれます。
「音声アシスタント(話しかけて操作する機能)」を使えば、手を使わずに天気やニュースを聞くこともできます。
タブレットを家だけで使うなら?見落としやすいセキュリティにも気をつけよう
「家の中でしか使わないから、セキュリティは気にしなくて大丈夫」
そう思っていませんか?
実は、家でだけ使うWi-Fiタブレットでも、セキュリティ対策はとても大切なんです。
たとえば、自宅のWi-Fiルーターの設定がそのままだと、外部から不正にアクセスされる可能性があります。
- パスワードが初期設定のままになっている
- 古い暗号化方式(WEPなど)を使っている
こういった場合は、セキュリティが弱くなってしまうので、早めに見直しておきましょう。
また、タブレット本体も定期的にアップデート(更新)することが大切です。
OS(基本のシステム)やアプリが古いままだと、悪意のある攻撃を受けやすくなります。
自動アップデートの設定をオンにしておけば、いつも最新で安心して使えます。
さらに、家族みんなでタブレットを使うときは、子どもが知らないうちに有料アプリを買ってしまうといったトラブルにも注意が必要です。
そんなときは「ペアレンタルコントロール(子ども向けの制限機能)」を使って、使えるアプリや時間を管理すると安心です。
家で使うWi-Fiタブレットの選び方ポイント
画面サイズはどれくらいがいい?
→ 7〜9インチ:軽くて持ち運びや読書に便利
→ 10〜11インチ:動画視聴や家族共用におすすめ
用途に合わせてスペックを選ぼう
→ 調べもの・読書中心:軽めのモデルで十分
→ 動画や学習:ある程度サクサク動く中性能モデルを
→ お絵かきや編集もしたい:iPadなど高性能モデルがおすすめ
ストレージ(保存容量)もチェック
→ 32GBは最低ライン、できれば64GB以上あると安心
→ MicroSDカード対応モデルなら後から容量を増やせます
ペアレンタルコントロール対応か確認(子ども用なら)
→ Androidは「ファミリーリンク」対応、Fireタブレットはキッズプロフィール設定可
家で使うタブレットおすすめ機種【2025年版】
- 初心者にもおすすめのコスパ重視のWi-Fiタブレットはコレ
- タブレットはWi-Fiがないと使えない?自宅利用で知っておきたい基本
- タブレットでやってはいけないことは?初心者が注意すべきポイント
初心者にもおすすめのコスパ重視のWi-Fiタブレットはコレ
「家の中だけで動画を観たり、調べものをしたりしたい」
そんなときにぴったりなのがWi-Fi専用タブレットです。
月々の通信費がかからないので、コスパを重視したい方や初心者の方におすすめです。
ここでは、2025年時点で人気のWi-Fiモデルを、サイズ別・用途別にわかりやすく紹介します。
コンパクトサイズ(7〜9インチ):読書や持ち運びにぴったり
NEC LAVIE T8タブレット
軽くて持ちやすい8インチ。国内メーカーNECのタブレット。
読書や日常使いにちょうどいいサイズ感です。

Lenovo Tab One
画面は8.7インチ。コスパが良くて、基本的な使い方ならこれで十分です。

Xiaomi Redmi Pad SE 8.7
90Hz画面で表示がなめらか。目にやさしい読書モード付きで長時間の使用にも◎。

Amazon Fire HD 8
価格がとても手ごろ。動画や電子書籍、子ども用としても人気です。

標準〜大画面サイズ(10〜11インチ):動画や学習、家族での共用にも
Apple iPad(第11世代)
11インチで高性能。家族共用・動画編集・マルチタスクにおすすめです。

OPPO Pad Air タブレット
10.3インチの画面。勉強や仕事にも使いやすい性能と画面の見やすさ。

Amazon Fire HD 10
大きめ画面でコスパも◎。YouTubeやPrime Videoを家で楽しみたい方に。

IRIS OHYAMA LUCA(TE103M3N1-B)
価格も安く、調べものや動画視聴用に気軽に使える1台です。

タブレットはWi-Fiがないと使えない?自宅利用で知っておきたい基本
「タブレットって、Wi-Fiがないと何も使えないの?」
そんなふうに気になる方も多いかもしれません。
たしかに、タブレットはWi-Fiがないとインターネットを使う機能が制限されます。
たとえば、次のような使い方はWi-Fiが必要です。
- YouTubeなどの動画を観る
- SNS(インスタやXなど)を使う
- ネットで調べものをする
- アプリをダウンロードする
家の中でこれらを使いたい場合は、自宅にWi-Fi(無線インターネット)の環境を用意しておくことが前提になります。
Wi-Fiルーター(ネットを飛ばす機械)があるか、通信速度は十分かを確認しておくと安心です。
一方で、Wi-Fiがなくても使えることもあります。
- あらかじめダウンロードしておいた電子書籍を読む
- オフライン(ネットなし)で遊べるゲームを楽しむ
- メモ帳やカレンダーなど、ネットを使わないアプリを使う
とくに「家の中だけで使う予定」「外でネットに接続しない」という方には、Wi-Fi環境を整えて、Wi-Fi専用モデルを選ぶのがおすすめです。
タブレットでやってはいけないことは?初心者が注意すべきポイント

タブレットでやってはいけないことは?初心者が気をつけたいポイント
タブレットはとても便利な機器ですが、使い方をまちがえるとトラブルにつながることもあります。
とくに、はじめて使う方は、次のようなポイントに気をつけておくと安心です。
🚫 フリーWi-Fiをむやみに使わない
カフェや駅などで使える**無料のWi-Fi(フリーWi-Fi)**は便利ですが、セキュリティが弱い場合があるので注意が必要です。
- 通信内容が暗号化されていない
- 誰でも接続できる状態になっている
こうしたWi-Fiに何の対策もせずにつなぐと、個人情報が盗まれてしまうおそれがあります。
どうしても使いたいときは、VPN(安全に通信する仕組み)を使うなどの対策があると安心です。
🚫 よくわからないアプリを入れない
ウイルス対策アプリを入れずに使い続けたり、出どころがあいまいなアプリをインストールしたりするのもNGです。
- 怪しいアプリから個人情報が漏れる
- 最悪の場合、タブレットが遠隔操作されることも…
アプリは、公式ストア(App StoreやGoogle Play)からダウンロードし、評価やレビューをチェックしてから入れるのがおすすめです。
🚫 アプリやデータを入れすぎない
つい便利そうなアプリをたくさん入れてしまいがちですが、ストレージ(保存容量)がいっぱいになると、タブレットの動きが遅くなったり、不具合が出たりします。
- アプリのアップデートができなくなる
- 写真や動画が保存できなくなる
こうならないように、定期的に使っていないアプリを削除したり、写真や動画はクラウドや外部にバックアップしておくと安心です。
Wi-Fiのみのタブレットを使う場合の家のネット環境で必要なもの
Wi-Fi専用のタブレットを使うためには、家の中にインターネットの環境が整っていることが前提になります。
ここでは、はじめての方でもわかりやすいように、最低限そろえておきたいものをまとめました。
インターネット回線(光回線やホームルーターなど)
まず必要なのが、家にインターネットの回線があることです。
一般的には、次のどちらかを使っている方が多いです。
- 光回線(高速で安定した通信が可能)
- ホームルーター(工事不要でコンセントにさすだけ)
すでにパソコンやテレビでネットを使っているご家庭なら、基本的に問題ありません。
Wi-Fiルーター(無線でネットを飛ばす機器)
Wi-Fiルーターは、インターネットの信号を家の中に無線で飛ばしてくれる機械です。
これがないと、タブレットはネットにつながりません。
- 回線契約時にセットでついてくることもあります
- 古いルーターは通信が遅かったり不安定な場合があるので、買い替えも検討すると安心です
おすすめのルーターは、「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」対応のもの。これらは通信が速く、複数台でも安定します。
タブレットとの接続設定(最初に一度だけ)
Wi-Fiの準備ができたら、タブレットの設定画面からネットワークを選び、パスワードを入力して接続します。
一度つなげば、次からは自動でつながるのでラクです。
まとめ:家のネットが整っていればWi-Fiタブレットはすぐ使える!
Wi-Fi専用タブレットは、家のネット環境が整っていればすぐに使いはじめられます。
毎月の通信費もかからないので、家だけで使う方にはとても経済的です。
「ネット環境がちゃんとあるか不安…」という方は、以下の3点をチェックしてみましょう。
- 家にインターネット回線がある
- Wi-Fiルーターが設置されている
- タブレットのWi-Fi設定ができる
この3つがそろっていれば、動画もSNSも快適に楽しめますよ。