マイナンバーカードを取得した際に利用できる「マイナポイント」の魅力。これまでに第1弾や第2弾が実施され、次の第3弾がいつから始まるか、2024年内に予定があるのかが注目されています。
もちろん、誰もがお得に利用したいと考えているでしょう。
そこで、2024年に第3弾が開始されるのか、その時期について調査しました。
マイナポイント第3弾はいつから?予定はあるのか?
マイナンバーカードを持つと受けられる、お得なポイントキャンペーン「マイナポイント第3弾」の開始時期は現在未定です。
結論としてはマイナポイント第3弾キャンペーン実施の可能性は低いかもしれません。
マイナンバーカードの普及率がかなり上がっている
「マイナポイント第3弾」の実施が難しいと思われる理由は、マイナカードの普及率が既に高く、追加キャンペーンが必要ないと判断されてもおかしくないからです。
マイナポイントは、マイナンバーカード普及を目的とした政府の施策ですが、2024年5月時点で、交付枚数(累計)は約79.3%、保有枚数は約73.7%(2024年4月30日時点)に達しており、これは人口の7割以上に当たります。
参照:総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|マイナンバーカード交付状況について
https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/kofujokyo.html
この数字は非常に高く、マイナポイントの効果で政府の目標である普及率の向上はほぼ達成されているといえます。実際、令和4年6月に始まったマイナポイント第2弾は、大量のポイント配布で多くの注目を集め、多数の申請がありました。
マイナンバーカードを持っていない国民はすでに3割未満となりますが、第1弾、第2弾のキャンペーンに乗らなかった人がマイナポイント第3弾キャンペーンに乗るかどうかは微妙に思えます。(慎重でずっと様子見だった人は最後の検討に入る可能性もありますが)
ただ、政府目標としては、マイナンバーカードの普及及び利用の促進の目標として「令和4年度(2022年度)末までにマイナンバーカードがほぼ全国民に行き渡ることを目指す」とされていますので、第3弾の追加キャンペーンの可能性も否定はできません。
詐欺メールには注意が必要
マイナポイント関連でフィッシング詐欺が増えていることをご存知ですか?第2弾の期間中に多く報告されており、マイナポイントの配布は終了していますが、依然として詐欺被害が報告されています。
デジタル庁からも注意喚起がX(Twitter)上でされています。
フィッシング詐欺とは、メールなどで巧みに誘導され、クレジットカード情報や銀行口座情報を詐取される詐欺です。不審なメールに記載されたURLやメールアドレスにアクセスすることなく、迷惑メールフィルターの設定を確認し、個人情報の提供には常に慎重になることが重要です。
もし怪しいサイトにアクセスしてしまった場合は、落ち着いてカード会社や銀行に連絡し、対応を取ってもらうことが最良の対策です。
2024年マイナポイントは実施される?最新情報を調査!
前述のとおり、マイナンバーカードの普及率が高まっているため、2024年にマイナポイント第3弾を実施する予定は今のところ見えていません。
国民の7割超えでカードを持っている現状ですが、可能性がまったくないわけではありません。様々な理由により第2弾のキャンペーンに参加できなかった方々は、次回のチャンスを待っていることでしょう。
マイナンバーカードの使用方法や適用範囲には今後も変更があるかもしれないため、新たな展開が期待されます。
注目ポイントとして以下の事があります。
- マイナ保険証への一本化: 2024年の12月2日から、現行の保険証が廃止され、マイナンバーカードが保険証としての機能を一本化する形で使用されるようになります。これにより、医療機関での手続きがより簡略化され、デジタル化が進むことが期待されます。
- 運転免許証との一体化: 同年度中には、マイナンバーカードと運転免許証の統合が計画されています。これにより、一つのカードで複数の公的な用途に対応できるようになるため、管理が簡易になり、利便性が向上します。
マイナ関連予算がまだ残っていること、保有率を100%に近づける目的で、マイナポイント第3弾が行われる可能性があります。
上記の保険証と運転免許証の統合により、マイナンバーカードの所持が事実上義務化されるともいえます。これは、すべての国民がマイナカードを持つことを意味し、公的書類としての重要性が一層強調されることになります。
またこれらの変更は、日本の行政サービスのデジタルトランスフォーメーションを推進し、国民の生活の利便性を高めるためのものです。それぞれの進展に注目して、新たな動向を把握することが重要です。
iPhoneでもマイナカード機能搭載が進むようですし、色々と進展しています。
紛失した場合のリスクも心配ですが、マイナポイントの今後の情報は注目していくべきでしょう。
まとめ
2024年にマイナポイント第3弾が行われるかどうかを調べた結果です。
- マイナンバーカードの保有率は国民の70%を超えています。
- 2024年の12月には現在使用されている保険証が廃止され、マイナ保険証に統一される予定です。
- また、同年度には運転免許証とマイナカードの統合が計画されています。
保険証と運転免許証の統合が計画されているため、マイナンバーカードが実質義務化されるともいえ、マイナポイント第3弾を敢えて実施されない可能性もあります。
それでも、保有率を100%に近づけるために、政府が新たな施策を発表する可能性は完全には否定できません。